Cookalc(クッカルク)運営者の岡崎です。
前回のブログでは、キャンプ飯最大の悲劇「メスティンのリベット頼み」から脱却するための、「炊飯の水加減 計算ツール」のお話をしました。水加減の呪縛から解放されたキャンパーの皆様、次に立ちはだかる壁はズバリ「火加減」です!
アウトドアでの炊飯は、選ぶ熱源によって難易度も味わいも大きく変わります。
今回は、私がこれまでのキャンプで試行錯誤してきた経験をもとに、炊飯に最適な熱源たちの個性をたっぷりとご紹介します。
1. 魔法の「ほったらかし」と、頼れる相棒:固形燃料
メスティン炊飯の革命児といえば、なんと言っても固形燃料です。
25g〜30gの固形燃料:
着火して火が消えるまで放置(約20分)。あとはタオルに包んで蒸らせば、完璧なご飯が炊き上がります。火加減の調整が一切不要なのは、初心者にもソロキャンパーにも涙が出るほど嬉しいポイントです。
ニチネン トップ & ファイアメイト:
こちらは言わば「デカくなった固形燃料」です。実は私、最近はこのニチネンをメインの炊飯用熱源にしています。小さな固形燃料のような完全なる自動炊飯とまではいきませんが、何回も繰り返し使えて火力もそこそこあり、面倒な燃料の給油(継ぎ足し)もいりません。インスタントにサッと使えるので、ものすごく重宝しています。
固形燃料 カエンニューエースE 25g 1パック 20個
ニチネン 缶入り固形燃料
2. 安定感と微調整の鬼:カセットコンロ&バーナー
「今日は絶対に焦がしたくない」「火加減を自分でコントロールしたい」という技巧派にはこちら。
カセットコンロ:
外で使う場合、風の影響を大きく受けてしまうのが最大の弱点です。そのため、イワタニの「風まる」や「タフまる」のような風防付きモデルがおすすめ。ちなみに私はもっぱら「タフまるジュニア」を使用しています。風のある自然の中でも圧倒的な安定感を誇り、王道の炊飯手順を忠実に再現できます。
シングルバーナー:
アウトドアの定番で、コンパクトになるのが最大の魅力です。ただし、お米と水が入った鍋は意外と重くなります。そのため、ソト(SOTO)の「レギュレーターストーブ」や、スノーピーク(snow peak)の「HOME&CAMPバーナー」など、なるべく重心が低く安定したゴトクを持つモデルを選ぶのが良いですね。
ソト(SOTO) レギュレーターストーブ 日本製 シングルバーナー ST-310
スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPバーナー
Iwatani イワタニ カセットフー 風まるIII CB-KZ-3 ブタン
イワタニ カセットフー タフまる オリーブ CB-ODX-1-OL セット
3. ロマンと情熱の炎:アルコールストーブ&焚き火
効率だけがキャンプじゃない。不便さを楽しむのもアウトドアの醍醐味です。
アルコールストーブ:
アルコールの取り扱いや、使うたびに給油する煩わしさは確かにあります。しかし、静かな燃え方と美しい青い炎には、なんとも言えない深い味がありますね。注意点として、ひっくり返してこぼしてしまうと場合によっては火事になる危険があります。必ずゴトクがついている、安定したものを強く推薦します。
焚き火:
これぞ究極のロマン!とくに昔ながらの兵式「飯盒(はんごう)」だと、焚き火の炎は本当によく似合います。火力の安定化は至難の業ですが、焚き火で上手に美味しいご飯が炊けるようになったら、最高にかっこいいですよね。
Esbit(エスビット) アルコールバーナー ESAB300BR0
エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ EBY254
エバニュー(EVERNEW) チタンゴトク TriveTi EBY258
LUHANA 八炎 焚火台 B4薄型収納 軽量 直径45cm
⚠️ 【最重要】いずれの熱源も「風防」は絶対に必須!
ここまで様々な熱源をご紹介しましたが、アウトドア炊飯において共通して言える超重要ルールがあります。それは、「いずれの熱源を使う場合でも、風防が必ず必要である」ということです。
野外ではわずかなそよ風であっても、炎が流されて鍋底に熱が届かなかったり、立ち消えしてしまったりと、風の影響をモロに受けます。火力が逃げてしまうと、沸騰までの時間が狂ってご飯に芯が残る最大の原因になります。
必ずウインドスクリーン(風防)でぐるりとしっかりと囲い、風を入れないようにして炊飯しましょう。
どんな熱源を使っても、風をしっかり遮り、当サイトの計算ツールで導き出した「完璧な水加減」さえ守れば、大きな失敗は防げます。
今度の週末は、あなたのお気に入りの「火」で、最高のアウトドアご飯を炊いてみませんか?
